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本の取り置き [本]

友人Yちゃんのお父さまは、約2年前、長年のライフワークを集大成した著書を出版されました。
遅ればせながら、我が家族が読みたいということで、Yちゃん家に在庫があるか尋ねたところ残念ながら×。
自費出版でなく、専門書であり、版元にももうないとのこと(オンデマンド版なら可:説明略)。
ネット検索によると某書店に在庫あり。開店直後の9時にTELしてみました。
Ayuが生まれる前、私は書店員でした。「取り置き」をお願いしようと思ったのです。
(ちなみに、そんなわがままな?客のお願いが普通に行われていることは働いてから知ったのでした。)

「お探しなのは、和書ですか、洋書ですか」の問いのあと、「店頭在庫があるようです。確認出来次第、折り返しお電話いたします」と。
電話をつないだまま、客を待たせることはしないのだ、と思いました。
5分もたたないうちに連絡があり、書籍が確保できたこと、そして「あいにくこの一冊しかなく、カバーが少々傷んでいますがよろしいでしょうか?」との丁寧なことわりがありました。
中味がちゃんとしているならまったく問題なし! いつ来店するかの確認をされ、取り置きは終了、後日無事購入出来たのでした。

私が大型書店で働いていたのははるか昔のバブル期。今は厳しい時代、接客内容も変わってきていると思いますが、今回のきちんとした対応には、感心と同時に当時の自分を深く反省しました。
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