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PARCO歌舞伎 家で鑑賞~ [歌舞伎]


私がひとり一気に集中できるのは土日の朝のみ。
三谷幸喜サンが初めて書いた歌舞伎のライヴ録画(WOWOW)を、ひょんなつながりで隣りの課の女の子から借りることができ、朝5時から!堪能した。『決闘!高田馬場』 。

ほとんど同時期にかなり近い場所でやっていた「コクーン歌舞伎」(4/8)の方に私は実際出かけたが、これに劣らぬ、いやかなりよい出来だったと思われた。こちらも歌舞伎初心者でも十分内容が追える流れ。
歌舞伎を何度も観ている者なら「物足りないな」と、最初に感覚的には思うのだが、歌舞伎役者自身がしっかり演じているのでコミカルでも(普通の歌舞伎にも実はおとぼけシーンは多い。)、やはり魅せる。
主演は染五郎だが(色気が急に出てきたよね、この人。)、お父さんそっくりの表情になってきた勘太郎ももちろんいいのだが、なんといっても『亀治郎サン』(私より10歳下よ)が素晴らしい。
以前から「しゃべれる人」だとはTVを通じて知っていて、チェックはしていた。何度か歌舞伎もみたと思う。でも、ここまで冴えているヒトとは思わなかった。知性派である。
伯父は猿之助。つまりは、今、大河で千代を慕い、“忍び”を演じている香川照之サンとはいとこ同士ということだ。顔立ちは共通している。
ちょっとこれからチェックだ。今後、扇雀サンより気になる存在になるかも。
《市川亀治郎サン、来年の大河ドラマ「武田信玄」役で出演決定!しています。楽しみ。》

「三谷サン」自身の舞台前挨拶も入っており、あいかわらずおちゃめ。
このひとの芝居やTVを私は特別たくさん見ているわけではない。
ただ、人間的な部分でとても好きな人のひとりです。(トークでの出演番組は追いかけて必ず見ているかも。歴史好き・大河ドラマ好き・絵が上手など生い立ち全般に興味あり。使う役者も心なしか私好みのヒトが多いかな?)
【ポスター:PARCOのHPより】
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