SSブログ

いずみさん、とっておいてはどうですか 高野文子と昭和のくらし博物館 [よんでみました]

いずみさん、とっておいてはどうですか: こどもの時間のモノ語り

いずみさん、とっておいてはどうですか: こどもの時間のモノ語り

  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2022/09/24
  • メディア: 単行本

お慕いしている寡作の漫画家・高野文子さんに、まさか新刊は出ていないよね? と検索にかけていて見つけました。
本当に高野さん?→高野さんが携わっていました。

『昭和のくらし博物館』のことは東京在住時に聞いたことはありました。
昭和26(1951)年に建った木造住宅に家財道具を残して公開したくらし博物館。
平成11(1999)年に開館。
そこに、1954・1952年生まれの姉妹(わかばさん・いずみさん)らの遊び道具なども展示されています。それを中心とした展示の際、監修したのが高野さんだったそうなんです。
今も時おり足を運び、見直しをされているそう。
《子どものこころ、読書中の心情などを大事にする、という視点は共通か~・今回の高野さんのプロフィールには「趣味は裁縫と木工で、本業以上にのめり込むことが多い」とあり(笑)》

一気に、私も子ども時代を思い出しました。
紙の着せ替え人形、あったなぁ。あんなに遊んだのに1つも残っていない。だから貴重。
ビー玉とか、白チョークでアスファルトに描いてのケンケンパ、ゴム跳びも…。
十姉妹。我が家はセキセイインコだったけど、あの頃ジュウシマツを飼っていたおうち、多かった。
本来は、Yちゃんと行きたかった場所だな。
百聞は一見に如かず。数年のうちには行きたいと思う。

※「いずみさん、とっておいてはどうですか」は、提供した姉妹のお母さま(1923年生まれ)が、娘の写生画のウラに書いていた言葉。今回、そのままの字でタイトルとしたそうです。
『捨てずに残す』美も、大切にしたい♪