掌の小説 [よんでみました]
「珠玉」とも言われているらしいし、ずっと気になってはいた。約120編収録、650ページにも及ぶ。最近改版で活字も読みやすくなった。
しかし、私には、川端は合わないのかも。
なんだか、妻とか夢(夜みる方)に、この人は、とらわれていませんか!?
受け入れるこちら側の心の問題なのかなぁ。でももう読み直さないでしょう。
例えば、終わりの方にあった「乗馬服」、ラストの、女のすがるような気持ち、、、こういうのがうまく表現されている作家、と評価されるのかもしれませんけれど(たしかに…と思うところはある)。
【~馬を走らせてゆく一家族を見送りながら、あのように形のいい乗馬服を売る店を、このロンドンでさがして、せめて手にふれてみたいと思った。~】
2014-04-25 20:00
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