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ウェブ進化論 [よんでみました]

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

  • 作者: 梅田 望夫
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/02/07
  • メディア: 新書

某サイトに触発されて。図書館の予約は相当待ちました~。発行7カ月後で既に14刷の奥付。
グーグルの凄さを評価することから始まっています(私はヤフー派なのですが)。

【ヤフーもグーグルも、スタンフォード大学コンピュータサイエンス学科出身の二人の学生によって創業された。】
【グーグルをはじめとする検索エンジンは、該当ページが他のサイトからどれだけリンクされたかを基準に検索結果順位を決定する。】
そうなんだ~。

【~表現行為と発信行為のコスト的敷居がこれほど低くなる前は、表現した何かを広く多くの人々に届けるという行為は、ほんのわずかな人に許された特権だった。
新聞・雑誌に文章を書く、ラジオで自分の作った音楽を流す、テレビで話す、絵本を出版する…。こんなことができるのは本当に一握りの人だけだった。~】

【玉石混交問題解決における第一のブレークスルーは検索エンジンであった。検索エンジンによってネット上の知の世界が整理されたため、私たちが何かを知りたいと思ったとき、まず検索エンジンに向かうというライフスタイルは広く定着した。~】

1973年当時のコンピューティング環境を知る著者。
【「えっ何? コンピュータを家で持つことができるの?」
「それで、好きなときに好きなだけ、使うごとにお金なんてかからずにコンピュータが使えるの?」】
…そうですよね。びっくりする世界になったということですよね。

その便利さの氾濫する一方で、私の頭の中にはこのところずっと、
『テレビもネットも必要ない』と言い切った、池田晶子(あきこ)さんの言葉がぐるぐる渦巻いております。
(私の会社にも、「引っ越しして数年になるがテレビは未だ買っていない」という独身女性がいます。)
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