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まひるのほし 追悼 [Movie]

恥ずかしながら私は毎日の新聞を溜めている。細かい記事まで目を通す時間がなく、軽く一週間分くらい、ある。
でも、なんとなく毎日かかさず目にとめる箇所がある。死亡欄である。

今朝は、佐藤真監督自死とあった。その名だけならわからなかったが、作品名を見て、ああと思った。映画『まひるのほし』の監督だったのである。

障害者の芸術活動(というと堅苦しいがそうではなく)をドキュメントした作品。
私は映画を見てこれほど笑ったことはない。ひとりで小映画館に見に行ったというのに、おなかが苦しくなるほど笑ったのである。9年前くらいか。

障害者の生活ぶりや言動が素直におさめられており、その一方でさりげなく厳しい現実をも織り込んでいて、非常に心に残った。

49歳。最近はそううつ病で入退院を繰り返していたという。
評価されていた作品はもっとほかにあった。
社会派の監督だっただけに悔やまれます。
合掌
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