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「筆子・その愛 天使のピアノ」 [Movie]

常盤サン主演の映画(正式公開は来年1月からのようで、一応今回は試写会という位置付けでした)、お母さん方と観てきました。
http://www.gendaipro.com/fudeko/
【これから観る予定の方、およびネタばれ困る方、以下はあとで読んでくださいネ】

映画の出来としては、。。。かな、と。
どういう人物だったかはひと通りよくわかりました。
昭和19年に83歳で亡くなった女性。明治元年には少女だった女性です。
日本で初めて障害児教育の施設創設に夫と共に携わり、その最初ならではの苦労が描かれてもいます。
家柄のよい家庭に育ち、結婚、障害児の母となったあとも津田塾創設の津田梅子らとの交流は続き、教師でもありました。

…この映画監督自身のエッセイには、Ayuが小さい頃に私は既に出会ってまして、ある程度知っていました。
障害児を抱え、夫を亡くし(監督は離別だったか?)、その後、志しある男性と巡り合い、意義ある人生を歩んでいる(筆子は障害児教育であり、監督は映画を撮ることであり。)点は、お2人とも共通しており、どうしても作品に残したかったのだとも思います。
ダウン症児の出演は多いです。私が今回、お誘いを受けた方(間接的に)のご子息もりっぱに役をこなしていました。
「すごくよい映画」というわけではありませんが、こういう人物が日本にいたことをこの機会に知ることは、のちのちつながって考えさせられることが豊かに増えると思います。

私は泣かなかったけれど、涙のツボ(見せ場)は、
①渡辺梓さん扮するサトが、筆子の父・加藤剛に懇願するシーン
②学園卒園生が作った太巻きをいただくシーン
でしょうか。
…注文を付けるとすれば、ピアノのエピソードをもっと膨らませて欲しかったです。

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