犬棒かるた

天気も安定していた週末、ピアノも休みだったので「どこか行く？」と誘ってみたが、「おうちにいる」が好きな最近のAyu。張り合いな～い！
そこで、昔から我が家にある「犬棒かるた」を出してきて、遊ばせた。
「徹子の部屋」で女優木内みどりさんが、老人ホームで朗読？などする際、認知症をわずらっているお年寄りでも「犬も歩けば」と言うと、確実に『棒にあたる！』と下の句が返ってくることを強調されていた。たしかに、昔からある言葉あそびはよい。

Ayuの中学の先生のひとりが（残念ながら亡くなってしまった）「枕草子」の冒頭を一生懸命覚えさせてくれた。「春はあけぼの～」である。意味がわからなくても、Ayuは今でもそらんじる。
（その後、ババが「雨ニモマケズ」宮澤賢治を暗誦させ、これも言える。）
滝平二郎さんの版画も古さがない。文字札にはかなも振ってあるので、漢字を覚えるのにも最適。おなじみのいろはがるたでも、正確な解釈を知らないものが多いと気づいた（今ではボロボロの説明書つき）。しばらくはこれで親子楽しもうと思う。