ダーティ・ワーク [よんでみました]
このところ長嶋有氏の本ばかり続いていたので、冒頭部分ですぐ「やっぱり絲山さんは文章に歯切れよいリズムがあるわ。」と感じた。
全体を通しての特記事項はない一冊です・笑。
短編集のようで、微妙に連作になっています。これ、吉田修一と気のせいかよく似ている?
【「おお。よかったな。俺でよければいつでも頼ってくれよ。役にたつかどうか自信ないけどな。
なんかあったらすぐ言ってくれ。急ぎのときはこっちのアドレスによろしく」】
これは、この人の描く男女間の友情に一貫してある、と思う。
2007-06-17 20:00
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