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7月&8月 [振り返る&迎える]

《振り返る7月》
作業所保護者面談☆☆☆☆☆・衿歯科治療開始★★☆☆・Ayuダンス☆☆☆☆・父医者付き添い3回☆☆☆・Ayu販売担当☆☆☆☆・地域の祭り☆☆☆

《迎える8月》
Ayu医者2回・父付き添い3回?・衿真夏の健康診断・Ayu歯科定期健診etc…

…お盆休みも家族を含めた医者通いになりそうだ~~
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蛇蠍のごとく [向田邦子と妹・和子]

蛇蠍のごとく (文春文庫)

蛇蠍のごとく (文春文庫)

  • 作者: 向田 邦子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 文庫

向田邦子脚本・原作を、小説として書きおこしたもの。
何度もドラマ化されているらしい。見損なってきている模様。
ケイタイのない時代、固定電話のみだったからこそ生まれるエピソードも多く描かれていた。現実には娘の望まない交際相手に、予想外に心通わす父親などあり得ないと思うが・笑。
向田さんに関する著作は、ストーリーを追うだけで十分通勤タイムがワクワクの時間となる。
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お礼のハガキ

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私の先輩から、当日Ayuに誕生日カードをいただきまして、お礼状を書きました。
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Happy birthday!

Ayu、なんと23歳になりましたー。
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連日の夏祭り [Ayuの通院]

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団地のお祭り。今回は雨で流れなくてよかった。
…Ayuはもう薬は飲まなくなりました。徐々に量を少なく、間隔を開けて、最近は半錠を一週間に一度だけ、と、ほとんど服用していないと同等でした。日付を書いておくと、間違えることなく自分で夕食後に飲んでいたAyuも、さすがにこれだけ空くと忘れてきて。
もちろん母親の判断によるフェイドアウトはDr.の助言の上。こうやって状態がよくなれば卒業していくそうです。
Ayuにようやく合った薬は『エビリファイ』(精神科で処方)といいます。Dr.いわく「考えをまとめる薬」。ジェネリック(後発)はまだありません。
このお祭りに行きたがらなかった、状態の悪かった3年前のAyuから思い出しました。
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販売 [Ayuのおしごと]

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卒業した高等部のある学校で、毎年の夏祭り。地域の各作業所も出店します。エプロン&三角巾して。台風の影響でグラウンドでなく、校内での開催が功を奏したのか(室内はクーラーあり)なんと完売。我が家用にも買う…と予定していましたが、心配無用でした。

Ayuの同級生や、小・中学からの仲間ともたくさん会え、親の私も嬉しかったです(Ayu本人はいたってクール☆)。
「〇〇くん、どこにお勤めに行っているの?」「〇〇のマクドナルド!」
毎朝ちらちら仕事に向かっていく姿は見かけていましたが、こんなそばで働いているとは。私にも「おひさしぶり!」と話しかける自閉傾向のカレなので、障害者枠の一般就労と思います。
一日中、その香りをかいでいるのってどうなのだろう? といらんことを考えてしまいました。
今度、Ayuと寄るね(おすすめ、聞いておけばよかった☆)。
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チョコパ&蝉 [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

有休で父の診察に付き添う。静脈注射のあと、3時間後に検査だったので、病院のレストランで父母とランチ。
私とAyuは普段から外食の機会も多いが、両親はほとんどないので(特に母は外食を好まない)、これもよい時間であった。
「デザート頼む?」と聞いたら、母迷わず「チョコレートパフェ」。別腹ね、と希望通りに。こんなこともない。いい思い出だわ。

本日は森うっそうの通勤帰り道、初セミが鳴いてましたー。
梅雨明けももうすぐ、ね(蒸し暑くてかなわん)。
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せっせと父につき合う [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

今回は地元の耳鼻科に付き添う。Ayuがかかっていたこともあり、様子がわかっている私と父のふたりで。
数年前から、食事中にのみ鼻水がひっきりなしに出ていた。ティッシュも大量に使う。時には止まらないくしゃみが伴うこともある。ずっとほうりっぱなしにしていた。私だったら、不快ですぐに診てもらっていたと思う。
診察OPENと共に、車椅子で受け付け。「血管運動性鼻炎」とのこと。自律神経とも関係しているそうで、とりたてて心配なことはないようだ。1カ月分の飲み薬を処方してもらった。これで、改善するといいなぁ。そのすっきり感を父には味わってもらいたい←医者嫌いを脱却して欲しい。

午後、Ayuはヘルパーさんとみっちり2時間ダンスに出かけてもらう。初めてのヘルパーさんだったが、このダンスの会には今までも他の利用者で経験済み、安心しておまかせできた。特に、帰りのバスでは会話が弾んだそうで、その様子を聞くたびに、家族以外とのふれあいは貴重だと痛感する。

さて、よく晴れて暑かったですが、下はどんよりした梅雨空・夕方の、我が家玄関前の廊下からの景色です。東京スカイツリー(左)も、曇りだと存在自体がすべて隠れてしまうことも。
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太宰治の辞書 [よんでみました]

太宰治の辞書

太宰治の辞書

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/03/31
  • メディア: 単行本

1949年生まれ。国語教師でもあった著者。
高野文子装画ということで手にとる。この著者にきまって多く、描いているようだ。
文学的な調べものでのいったりきたり…で構成されている。続きものシリーズ(円紫さん)のようで、その点では私は正当な参加はできなかったのかも。
太宰の妻である津島美知子が残した「回想の太宰治」も何度か登場した。

【落語家さんの粗忽話(そこつばなし)には、昔から知られたものが幾つもある。木の枝落としをやっていて自分の乗っている枝を切ったとか、葉書を出しに行く途中で干物を買い、干物の方をポストに入れてしまったとか-こういったところが古典的なものだろう。】
落語の世界にはまだ踏み入れていないが、これだけ聞いても楽しそうだ。

【萩原朔太郎『月に吠える』より(「殺人事件」)
とほい空でぴすとるが鳴る。
またぴすとるが鳴る。
ああ私の探偵は玻璃の衣裳をきて、
こひびとの窓からしのびこむ~(以下)
…どうしてこんな色合いを出せるのだろう。手品ともいいたくなる言葉の不思議。】
同感。萩原朔太郎、も私には未知の世界だ。

【三島の太宰嫌いは有名だ。】
そうなのか。私はどっちにも触れているな。特に、三島由紀夫には数年ごとに帰っている。
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不思議というには地味な話 [よんでみました]

不思議というには地味な話

不思議というには地味な話

  • 作者: 近藤 聡乃
  • 出版社/メーカー: ナナロク社
  • 発売日: 2012/06/06
  • メディア: 単行本

1980年生まれ。ニューヨーク在住。漫画家デビュー。アニメーション作品も手掛ける。内田春菊のタッチに高野文子風~が加わったような、挿絵。
おもしろいエッセイだった。妙な魅力がある。
【「どうでもいいことで頭を一杯にする」→忙しい時や不安な時は、ゴシップが無性に知りたくなる。→「自分が今不安なのだ」と気づく。】
これ、覚えがあるなぁ。満足感のない時ほどついネットサーフィンしてどうでもいいことに時間を費やしている。
【お箸を使う手が右手です。etc…】
こちらもいろいろなことを思い出した。Ayuは元は左利き。しかし、小学生の時、先生の自然な指導で右でも字が書けるように。つまり、どちらでも書ける。箸を持つ手は今どっちだっけ?(たしか左!?)、ボールを投げる時は?…親も把握していないこんな状態、『箸を持っているのが右手』という典型的な覚え方を徹底できず(言い訳だ)、恥ずかしながらAyuの中では今もって右・左が定かで、ない。
【「うるおぼえ」×→正しくは「うろおぼえ」〇。3分の1が間違っているそう。】
きゃあ、私もでした。そうだったのか…。

【風船を放した記憶。2歳の時。その光景がきれいだったからではなく、放していい場面(お手紙をつけてみなで風船をとばす)だったのだけれど、手を放したらもう帰ってこない緊張感から、思い出すのだった。】
みなさんの、一番古い記憶はいつですか? この質問、先日の講習での「回想法」の講師から投げかけられました。私は「妹が生まれて病院に父と行った時。3歳10カ月です。」と。講師は、親類の出産の際の記憶だそうです。似てる。
私の隣りで共に受講した看護師は、小学校高学年以降しか覚えていない、と。
実は、幸せに育った人ほど、より幼い記憶がないのだそうです。つまりは、この著者も書いているように、何か特別な印象(恐怖に近いもの?)があったから幼な心にインプットされた。
…ということは、私にとって妹の誕生は、喜ばしいというより、特別な存在の登場に対して違和感があったということなのかもしれませんね。

仕事中に入荷したのは ↓ でした。発売直後の本はすぐに図書館には入らないため、私は“「ピーン」ときた新刊著者の「既刊本」を図書館予約する読書” が、必然的に多いのでした。

ニューヨークで考え中

ニューヨークで考え中

  • 作者: 近藤 聡乃
  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 2015/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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孫と

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父は、毎日午前中に玄関から出た廊下にて、自力で杖をついての一往復歩行を行っている。
母が出かけたこともあり、私とAyuで見守り。父は丸椅子でひと休み中。
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森は知っている [よんでみました]

森は知っている

森は知っている

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/04/22
  • メディア: 単行本

たしかにゾクゾクと読み進めたのだけれども、もう吉田修一を追うのはいいかなーとも…。
登場人物は前のと重なっていたようだが、それさえ思い出さなかった。
「横道世之介」のような明るさにはこのところ出会えない。
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二度寝とは、遠くにありて想うもの [よんでみました]

二度寝とは、遠くにありて想うもの

二度寝とは、遠くにありて想うもの

  • 作者: 津村 記久子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/08
  • メディア: 単行本

津村さんは3冊目ですが、エッセイははじめて。付箋、たくさんつきました。
1978年生まれ。広告には「超・庶民的芥川賞作家」と。受賞時は二足のわらじでしたが、もう辞めたそうで、会社員だった時との両方のつぶやきがありました。
ん? これ、私読んだことある文章? もあり、A新聞で連載していたと判明。

【わたしは、周りが静かでもうるさくても文章が書けないという腹立たしい体質で、仕事に関する作業をしている時はずっと「雨の音」を鳴らしている。】
スマホのアプリで今ではたやすく入手できるそうです。「テントに当たる雨」「サンパウロの森の雨」なんてバリエーションがあるのだとか。
【ビジネスのやり方は簡単だ。カモに向けて「少しだけ」おいしいものを与える。】
【帰り道で買ってきたカップ麺などをすすりながら、昼間に録画していたドラマを観ていると、「これも一種のディナーショーだな」とほくそえんだりする。】
【「苦しさはやがて消える。あきらめた真実は永遠に残る」byランス・アームストロング(ツールド・フランス7連覇ののちドーピング疑惑で剥奪)】
【「なんでも言い合える関係を維持する能力」よりも、「言うべきことと言わないでいるべきことをより分けられる能力」のほうが重要なのではないか、と最近思うようになった。】
【マカロン? マカロンってなんなんだ。「マカロンはなんであんなに小さいのにどうして180円とかするのかな」と相田みつおに一筆書いて欲しかった。】←爆笑。

《正しい死に方なんて誰も知らない》より。
【代表的な例として大原麗子。「孤独死」ばかりでとりあげられる。しかし、「死に方」は身の処し方の一項目でしかない。人間には、ほかにもたくさん気をつけなければならないことがある。
そしてたぶん、「死に方」は、人間がいちばん気をつけなければいけないことではない。「死に方」が、その人の生き方を縛っているのなら、それは寂しいことだ。
…生前の仕事なんかより、人とうまくつながれたかなんだよねっーてことになるのだろうかとむなしくもなったのだった。】

【働くことは自尊心と金銭を同時に得られる数少ない手段なのだと思う。】 
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高峰秀子の引き出し [よんでみました]

高峰秀子の引き出し

高峰秀子の引き出し

  • 作者: 斎藤 明美
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2015/04/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ここからは、5月以降読了~でためていたもの。
高峰さんは2010.12.28、86歳で逝去。同じ著者による、高峰さんの壮絶人生はこちらで。元『週刊文春』記者。2009年に養女となる。
【あちこちガサガサ探さなくても見つかるように、(必要なものは)きちんと置いてある。】
【邪魔にならず役に立つ物を、高峰は必要な時に買うのではなく、ハワイや外国に行った時に複数買ってきて引き出しに入れてあった。】
【本来、横書きである便箋を、縦にして使っていたのだ。~つまり読む側が、読みやすいのだ。一行が短くなるから。】
【年賀状も一切出さなかった。黙って人を想う人だった。】
手紙を書く時も、人の手をわずらわせない簡潔な文章だった。
【亀の子束子1つ、私が嫌いな物はこの家には何一つありません。】
自分が好まぬ物は一つたりとも家に入れなかった。

【小学校さえ満足に通えなかったのも、自分の稼ぎにぶら下がる十数人の親類縁者がいたためであり~、女優をやめたいと何度思っても、やめられない境遇に置かれ続けた。】
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花宴 [よんでみました]

花宴 (朝日文庫)

花宴 (朝日文庫)

  • 作者: あさのあつこ
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/01/07
  • メディア: 文庫

あさのあつこさんは、前にも時代ものを読んだ。たしか、俳優の故・児玉清氏が「あさのさんの時代小説はいい」と押していた記憶がある。
前もって先の結論がわかってからの説明のくだりが気にはなったが、最後には思わぬ展開もあり、よい。導入部分からの読ませ力が抜群。
…今ではあさのあつこさんのこの手の作品が18作以上あるらしい。そこまで増えたのは、最初の頃のヒットがあったからこそだろう。そのあたりをまたいつか探りたい。
《解説にだったか、“「麗しのサブリナ」のヘップバーンとハンフリー・ボガードの帽子のシーンを(この作品に)みた” とあった。こちらの映画も、見直したいところだ。》
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小説検定 [一箱古本市いろいろ]

小説検定 (新潮文庫)

小説検定 (新潮文庫)

  • 作者: 南陀楼 綾繁
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/10/28
  • メディア: 文庫

『yom yom』(新潮社)に連載に大幅加筆。一箱古本市を開催、代表。
出題形式になっており、走り読みで。
【生涯で13回も家を建てた宇野千代(恋多き女)。男に依存せず、いつでも自立していた。別れた男のことを書く千代の筆致は、いつもカラッと明るい。】
一度も読んだことはないが、そうなんだ~。
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冠・婚・葬・祭 [よんでみました]

冠・婚・葬・祭 (ちくま文庫)

冠・婚・葬・祭 (ちくま文庫)

  • 作者: 中島 京子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 文庫

中島京子さん、続く。
地方新聞の支店?に勤めていたが、自分が書いたふとした記事の誤りから辞職に追いこまれた青年の話。
一度会っただけの老女の葬儀に出席した青年による喪の作業とは?
【(お別れの会を執り行った中年女性の言葉)「~故人との交流を思い出しながら、気持ちの通った会をさせていただければと思っております。」】
…いずれにしても、「花桃実桃」には叶わない。
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イトウの恋 [よんでみました]

イトウの恋 (講談社文庫)

イトウの恋 (講談社文庫)

  • 作者: 中島 京子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/03/14
  • メディア: 文庫

ここからしばらくは、講習のレポート提出に追われてupできていなかったもの。既に私の記憶からは薄らいでいますが、手帳巻末の走り書きで思い起こせます。そして、こちらに整理して読後を残しておくと、あとで自分が助かることがとても多いです(ブログすべてにおいて言えることですネ)。

さて、中島京子さんは3冊目。それと比べると醍醐味はなかったです。実際には、前書と間髪置かずに読みました。
ちょっと変わったシチュエーションの本。中途半端な終りの気もしますが、これでよいのかも。
昔と現代が行き来しながら、どちらにもあたたかなものがさりがなく流れている。
物語としてはどうなのか…だが、こういう視点での展開、新しくも感じる。
(英国女性の若い男性通訳と、その孫の娘にあたる現代の劇画作家と新米教師と。)
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