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9月&10月 [振り返る&迎える]

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【先日より、季節が変わったのを感じたのか、ツバのある帽子から秋冬帽に自ら変更して出勤しています。】

≪振り返る9月≫
Ayuダンス発表休む★★★・Ayu職場旅行☆☆☆☆・ピアノ教室退会届を出す★★★☆☆

≪迎える10月≫
作業所半年に1度の懇親会(最近の業務報告など)etc…

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平日の勤務日以外の土日は、出かけないと言い張るAyu。かといって、ふせっているわけでもなく、家で元気にしている。
ダンスにも行けなかった。Ayu「もう、結構です」←この言い方に腹が立つよ~、まったく。
練習日と発表が土日連チャンで、出かけたところで、暑さの中、親の私もかなりお疲れモードになってしまっただろうけど。

最近は月2回にしたピアノにも行きたがらず、先生に事情を話して退会届を出してきた。
小5から通い始め、この年度末が来れば丸10年だった。指を動かすことは頭にもよいし、いい習慣と思って続けてきたのだが、もしかするとこれも潮時だったのかもしれない。Ayuなりに考えもあるのだろう。そんなわけで、本人が直接先生に挨拶も出来ずにレッスンを終えることになりそう・すみません…(来月いっぱいは行けるのだが、もう足は向かなさそう)。

こんな調子で、職場旅行はスムーズに行けるのかな~、と思っていたが、これはしおりの用意やら、それまでに毎日作業所でも説明や準備の動きがあるので、本人の中でも納得がいっているよう。
まぁ、しばし、これも成長段階?かと見守るしかない。わがまま? 反抗? 自分の意見が言えるようになってきた?!? う~ん。。。

そんな最近のAyuでも自分から進んでやっていることは、洗濯物たたみか(笑)。
休みの日は、毎日の日記付けのほか、私が生活でよく使う漢字を書き出し、ノートに練習、は習慣づいている。今日は、『声に出して読みたい日本語 2』「雨ニモマケズ」の部分を見せたら、全文を書き出しているようだ。こうして、Ayuの気持ちが落ち着くマイペースな時間を尊重してあげることも大切、か。
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純白の夜 [よんでみました]

純白の夜 (角川文庫)

純白の夜 (角川文庫)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/02/25
  • メディア: 文庫

著者はじめての長期連載小説。S25年、25歳の作。『仮面の告白』(秀作だった記憶・すっかり内容は忘れてしまったが)発表の翌年。
これはよくなかった。三島の文庫の巻末広告を参考に、次は何を読もうかと列挙しているのだが、タイトルが知られていないことからもそれは伺えるか。
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毎日ふと思う 帆帆子の日記11 [よんでみました]

空のくじら 毎日ふと思う11 帆帆子の日記

空のくじら 毎日ふと思う11 帆帆子の日記

  • 作者: 浅見 帆帆子
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2012/07/10
  • メディア: 単行本

【ネイチャーガイドさんが「熊と出会ってしまったらどうするか、よりも、出会わないようにするにはどうするか、が重要だ」と。
知床の町には、「あなたは熊の住処(すみか)に入っています」という、人間のほうがよそ者であることを知らせる張り紙がたくさんあった。】
こういう思いにいたらなければならないシーンは、たくさんあるのだろうと思った。なんでも人間中心に考えてはいけない。
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なくしたものが

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Ayuは、元気に旅行から戻ってきた。それなりに楽しめた様子。
迎えに出た帰り道、2人とも両手に荷物状態だったので、落し物をしてしまった。長年Ayuが使っていたペットボトルカバー。なんということはないのだけれど、気にいっていたのでがっかりだった。
そうしたら、翌々日、近所まで来た帰り道で私が発見。人の通路からちょっと別の場所に上げていてくれていた。名前のテープが付いていたのも幸いしたか。
2晩、雨にも濡れたと思う。きれいに洗いました。おかえりなさい。
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宴のあと [よんでみました]

宴のあと (新潮文庫)

宴のあと (新潮文庫)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/07
  • メディア: 文庫

都知事候補を支えた50代女性かづの恋愛と政治の葛藤を描く。
三島の文章はやっぱりすごいな。魅せられる。政治の世界はよくわからないけれど。
日常の私の悩みも、この間は解放される。
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一泊旅行 [Ayuのおしごと]

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配られた「しおり」を何度も読み上げていたAyu。貸切バスに乗り込んだところです。職場旅行も2回目。
たそがれた表情? 心配なのかな。明日、いい顔で帰ってくるとよいな。 
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時が滲む朝 [よんでみました]

時が滲む朝 (文春文庫)

時が滲む朝 (文春文庫)

  • 作者: 楊 逸
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/02/10
  • メディア: ペーパーバック

139回芥川賞受賞作。日本語が母国語でない方ということで気になっていました。
入りやすい冒頭。天安門事件、そしてその後などを友情を交えてあるのですが、どうもよさは私に伝わりませんでした。
Ayuの、自我の強いこの頃に悩む毎日、そんな中での車内読書で、感じとれなかったかな。
いや、それは関係ないよね??
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はつ恋 [テレビ]

録りためていたドラマをようやく最後までみました。その間、完全版の放送が始まってしまいましたね・汗。
最終回は泣きました。とにかく『命は大切・体は大事』です。
もう病は大丈夫なのかと回を追うごとに忘れてみていましたが、痩せさせたままだったのはそういう結末が隠れていたからなのね…。
私は、伊原剛志さんのファンなのでこれは見逃せない!でしたが、ヒロイン夫役・青木崇高さんの、妻の手術が決まり、心底喜ぶシーンには揺さぶられました。リアルでした。
脇の役者さんも光ってました。全員に愛情がありました。
(木村佳乃さんが演じた言語聴覚士という専門職の方には、Ayuも歯科でお世話になったことを思い出しました。)
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松浦弥太郎の新しいお金術 [よんでみました]

松浦弥太郎の新しいお金術

松浦弥太郎の新しいお金術

  • 作者: 松浦 弥太郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/03/05
  • メディア: 単行本

【「お金」も「お米」と同じで、たいていの人が「お」をつけます。
「お砂糖」「お塩」-人によりけり。「お紅茶」-昔の奥さまみたい。「お車」と言うのはホテルやお店の人くらい。】
たしかに。日本語って難しい。
“年代にふさわしいお金のプラン”について。
【僕はまだ40代なので、60代については個人的なヴィジョンとして考えているだけですが、“貢献の時期”だと思っています。自然に収穫できるようになった実りを、社会に還元していきたい。自分の畑を誰かに譲り、手放してもいいと思います。】
違うなぁ。人間が違う。こう考えられるのね、やりきってきた人は。
この方の著作は、もうこれでよさそう。
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声に出して読みたい日本語 1・2&山の音 [よんでみました]

文庫 声に出して読みたい日本語 1 (草思社文庫)

文庫 声に出して読みたい日本語 1 (草思社文庫)

  • 作者: 齋藤孝
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2011/02/05
  • メディア: 文庫

文庫 声に出して読みたい日本語 2 (草思社文庫)

文庫 声に出して読みたい日本語 2 (草思社文庫)

  • 作者: 齋藤孝
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2011/02/05
  • メディア: 文庫

祖母が、Ayuのために古本屋で「正・2」の単行本2冊をずいぶん前に買っていた。Ayuがいくらか暗記している「雨ニモマケズ」「春はあけぼの~(枕草子)」も収録されている。大きな字、そしてふりがながついているのがよい。それぞれの解説がコンパクトな点も。
「2」で終わりかと思っていたら、以降も次々と出ていたのか。知らなかった。単行本初巻(2001年刊)はもう10年以上も前のベストセラーだものね。
一度、自分でも目を通しておこうと思い、さらさらとめくる。

石川啄木の『不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心~』はやはり傑作。
百人一首では、『瀬をはやみ岩にせかるる瀧川のわれても末に逢はむとぞ思ふ(崇徳院)』(急流のため別れた流れのように、いつかきっと逢おう)が私は一番好きだが、つい口に出るのは『久かたの光のどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ(紀友則)』だな。
『うゐらう売り』は、昔々、朗読を習った時、何度も読んだ(アナウンサー養成所の定番メニューと解説にあり)。こんなに長かったか。でもすらすら読めるのは、その時特訓したおかげ。
【暗誦文化は、型の文化である。型の文化は、強力な教育力を持っている。一度身につけてしまえば、生涯を支える力となる。日本語の感性を養うという観点から見れば、暗誦に優るものはない。最高のものを自分の身の内に染み込ませることによって、日本語の善し悪しが感覚としてわかるようになる。~最高級の日本語にはじめから出会う必要がある。】

【私は十代の終わりにすっかり川端ワールドにはまってしまい、『山の音』の菊子にあこがれ、「娘が生まれたら名前は菊子だ」と決め…。】
とあったので、リンク的読書で読んでみた。

山の音 (新潮文庫)

山の音 (新潮文庫)

  • 作者: 川端 康成
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1957/04
  • メディア: 文庫


「伊豆の踊子」「雪国」をちゃんと読んだかは覚えていないのだが、この作品は私にはどうも響かなかった。川端さんって、文章女々しい?? 菊子は、初老の主人公の息子の嫁の名。

…ですが、こういう著者(齋藤孝氏)の何気ない番外エピソードが含まれているからこそ、おもしろい。自分の結婚式(神道形式)で、神道の詞を宣言のように言う冒頭に『大神(おおかみ)たちの御前で』という箇所があり、自分で読みあげながら“オオカミの群れの前で”誓いを立てているイメージが頭に渦巻いてしまい、笑いが噴きだすのをこらえた記憶があるそうだ。
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